今回の歯列矯正(以下、矯正)の話は、私自身の失敗例のご紹介です。失敗要因を並べて教訓とできるよう整理したので、「不本意なやり直し矯正は絶対に避けたいっ!!」そんな方はぜひ読んで下さいね☆ リテーナーは大事ですよ~!
初矯正の概要
Umamiは今から25年ほど前に初めて矯正を受けました。治療内容はこんな感じです:
・治療目的:出っ歯と歯並びの改善
・矯正装置:ワイヤー(ブラケット)上下(+輪ゴム)。ヘッドギア。
・保定装置:ベッグタイプリテーナー(着脱可、最安値のリテーナー)
・抜歯有無:上下奥歯2本ずつ、計4本抜歯(虫歯など不具合のない健康な歯だった)
・治療期間:小学校高学年で親に連れられ相談、治療期間は中学時代(2年半-3年位)
・治療機関:中~大規模病院の矯正歯科
これだけだと、粛々と従順に治療を受けていれば失敗しそうにもありませんが、残念ながら最終的に失敗、やり直しをすることになってしまったんですね。では何がそうさせたか!?
失敗要因① 治療医院との相性が良くなかった
これまでのブログ(ココ!とコレモ!)で自ら矯正歯科の下調べすることの重要性を書いてきましたが、Umami初回の矯正は母親に連れられて行っただけなのでどうしようもありませんでした。
勿論、母親なりに調べた結果で、歯科矯正に関してそれなりに知名度のある医院だったことから特別疑うようなことはなかったのだと思います。但し母親が調べるにもツールが限られており、某大病院からの紹介であったり、知り合いの知り合いからの情報だったようです。
人々の評価はさておき実際にそこで治療を受けたUmamiが何を思いどうなっていったのか。
先ず、スタッフの私語が多く、治療中もプライベートの話をしていたりするので、真剣に治療してくれているのか疑わしくなりました。ある時は治療中に私語に夢中になるあまり、先生の手が滑って重たい器具を口の中に落とされたこともありました(何ともなかったけど)。
次に、大きな医院であったことから待ち時間が長く予定通りの診療時間に行っても30分も40分も待たされることが少なくなく、時間が無駄だと感じました。当時は携帯も持っていない学生だったので、時間を持て余すばかりでした。読書でもしたらよかったって?いやいや、歯が痛いし多感なティーンエージャーはなかなかもってじっとしていられないのですよ!f(*v*)いつもいい感じでイライラしていました。(私も子供でした、ハイ。。。)
そして待った割に治療がほんの数分で終わることも珍しくなく、余計に「時間を返せ!」的に思ってしまいました。というよりか、適当にあしらわれている感が否めなかったというのが本音です。
大した不満ではないと思いますか?
しかし!このような一見大したことでなさそうな不満が何回も何年も続くとなると、人間たるもの徐々に耐え難くなり相手への信頼が薄れ、関係性が崩れるためその人に対し心を閉ざしてしまいます。最終的にはその人からの指示やお願いを聞き入れなくなってしまう=治療方針に従わないので、矯正成功の道から脱線していってしまうのです。
失敗要因② リテーナーを適切に使用しなかった
Umamiが使ったリテーナーは数あるリテーナーの中でもポピュラーで最安値のベッグタイプリテーナーというものでした。歯列全体を取り囲み締め付けるためのワイヤーがついていますが、着脱可能です。(詳細は専門サイトなどでご確認ください)
が、私Umamiは、ワイヤー治療が終わった後のリテーナー使用を守りませんでした。
なぜなら、医師からは「リテーナーは着けといた方がいいよ~ずれてくるよ~」とサクッと言われましたが、当時の私は医師らとの関係性が崩れていたためそれを真剣に受け取れなかったのです(実際、ズレると言われてもイメージが出来なかった)。なのでリテーナーもほんの数ヶ月こそ真面目に装着したものの、以降は3日坊主、週1回、、、とどんどん着けなくなり、半年も経たないうちに全く使用しなくなったことを記憶しています。
結果、徐々に歯は動いていき、数年後には見た目もさることながら咬み合わせも悪化してしまいました。矯正をやり直しする直前の歯は、特に下の前歯が乱ぐっており、かみ合わせは50%もないくらいに落ち、食事の時間が快適に思えない状態になっていました。(前歯で嚙み切れない、噛んだ後の歯型が汚い、歯磨きしにくい…)
お気づきと思いますが、装置を外した時点での矯正は決して失敗ではなくうまくいっていたと言えます。けれども、リテーナーを正しく装着できなかったことで、やり直しするほどの状態になってしまったことから私はこの矯正は失敗だったと考えています。Umamiが悪いんじゃないかと突っ込まれそうですが、確かにそれも認めますが、その一方で、医師やスタッフの説明が不十分だったこと、そのベースとなる治療中の対応が荒かったことは明白です。
リテーナーを適切に使用しないとどのようなリスクがあるか、どれほど重要な装置であるかをしっかり患者が理解できるまで説明してもらえていたら、違った結果になっていたと思います。関係性が良ければ、疑問や不安を積極的に相談できたであろうことを思うと悔やんでも悔やみきれません。全てはタラレバで残念極まりないです。
失敗要因③ 周りに治療経験者がいなかった
当時、25年ほど前の中心都市から外れた所に住んでいたこともあり、矯正をしているのは学年に1-2人くらいしかおらず、矯正自体がかなり珍しかったと言えます。ヘッドギアなんてものは珍奇もいいところで、当時世間を震撼させた地下鉄サリン事件で悪名高い某宗教団体を彷彿とさせるため、外出先で装着するのはかなり勇気がいりました。(今となっては笑えるけど)
今では一人一台パソコンないしスマートフォンを持っている時代なので、治療中の悩みやストレスがあればたとえ周囲に関係者がいなくてもネットで検索することができます。しかしUmamiの場合、当時は周りに矯正経験者がいない、つまり母子ともに矯正の相談や励ましあえるような存在が身近にいませんでした。
特に、痛みを伴う治療を受けている且つ医院に行くと嫌な思いしかしないUmamiとしては、ストレスが溜まる一方でした。そして医師らも信用できないためリテーナーを装着しなくなり、それをたしなめる説得力のある人も周りにいない環境。
ストレスのはけ口もなく理解者もいないティーンエージャーにとって、この治療期間はただただ辛かったのです。
失敗要因④ 頼りにならないセカンド(+α)オピニオン
Umamiの姉も矯正を受けていたのですが、彼女が治療を受けたのはUmamiとは異なる医院で、大きな都市でトップクラスに有名な開業医でした。因みに彼女も私と同じくワイヤー矯正で、リテーナーをさぼったことから最終的にはズレてしまい、現在やり直し矯正を検討中です。(;´д`)トホホ だから本当にリテーナーって大事なのよ~!!
私が治療の不平不満をあまりにいうので母親は姉がお世話になった矯正歯科にセカンドオピニオンを聞きに行きました。すると先生はUmamiの治療中の口を診て、「これはひどいな~」って言うんです!!流石に中学生の私も「いくらなんでも…」と心で突っ込みましたが、ベテラン有名医師によるとそうらしい。
母親もそれを聞いてどうしたものかと困ってしまいました。だって全否定されてるようなことなんて想定してませんでしたから。何を根拠にそこまで先生が言うのか私には良く分かりませんでしたが、つまるところ先生は彼の医院で治療することを勧めていました。しかしそれは保留とさせてもらい、我々は茫然と病院を後にしたのです。
困った母親は、今度は母親自身がお世話になっている某開業医にサードオピニオンを聞きに行きました(どんだけ!?)。するとそこの医師は、「いうほど悪くないよ」と回答。特別なことが無い限りは現歯科医院での治療継続をお勧めしました。
ということで、悩みを相談しにセカンド(+α)オピニオンを聞きに行くもそれぞれ意見が異なるため、返って混乱してしまい良いも悪いも結局現状維持をすることになりました。この経験を通して学んだことは、患者家族がすっきり納得できるような回答を得るのはそうない事であり、相手の解説に頼るのではなく予め自ら下調べを徹底しておくことが一番納得いくということでした。
まとめ
失敗要因から、治療サイドと良好な関係を保つことが成功のキーといえそうです。
治療中に不安や疑問があればそれを払しょくしてくれる信頼のおける医師や治療スタッフがいれば、あらゆる困難を乗り越えることが出来ます。そのためにはやはり治療前の下調べが大事で、自ら行脚することをお勧めします。自分の得た情報を元に、「よし、この先生についていこう!」と思える出会いがあることを切に願います。歯は一生ものですからね☆
なお、Umamiが治療を受けた矯正歯科では当然ながら多くの成功例があるはずなので、私の経験はあくまで失敗例の一つということで具体的な医院名は避け避けたいと思います。(でも、そこの医院のグーグル口コミを今見ると結構散々な書かれようなので、やっぱりね~なんて思っちゃいますが^^;。)
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